欅坂46にわかファンのボクが志田愛佳さん卒業に対して思うこと。
欅坂46ファンの皆さま、失礼があるかもしれません。
最初に、謝っておきます。
謝ったところで、許されないこともありますが。
今年の夏で、結成3年を迎えた欅坂46。
ボクが彼女たちを好きになったのは、2017年1月です。
ライブや握手会、イベントに行ったことはなく、番組を毎週、楽しみにしているだけですが。
『欅って書けない』の初回放送から最新回まで目を通しています。
悲しいことに、今泉佑唯さん、志田愛佳さん、米谷奈々未さんが卒業してしまいます。
誰一人欠けても悲しいけど、その中でも特に志田さんの卒業がボクは悲しい。
ボクが志田愛佳さんの卒業を本当に悲しむのは、ボクに似ている部分があると感じていたから。
本当に傲慢な話かもしれないけど、一生懸命に場を盛り上げる姿を見ながら、思っていた。
あまり話すのが得意じゃないメンバーが多い中、彼女は番組を盛り上げるキーパーソンだった。
誰よりも大きな声で笑い、時にふざけ、MCとの掛け合いもうまく、とても楽しかった。
番組を見ている中で、一番目が行くメンバーが彼女だった。
自分だけが目立つのではなく、他のメンバーにも話題が行くようにするのも得意だった。
学生時代のボクを見ているようだった。
ボクの場合は、志田さんとは目的は違って、自分をよく見せるためだけだったけど。
周りにいる人の様子や性格を把握して、傷つけないように、いじって。
みんなが楽しくなるように、場が盛り上がるように、必死だった。
それは本当に簡単なことじゃなくて、たまには神経をすり減らすこともあった。
いつも ふざけていると文句を言われることもあった。
出しゃばっている、目立とうとしていると、陰口をたたかれることもあった。
自分がこのままでいいのか、本当に悩んだこともあった。
志田さんはテレビに出ているアイドルで、きっと大勢の人から誤解されていたかもしれない。
そう思うと、彼女の努力、人柄が否定されたようで、ボクは悲しい。
もしかすると、ボクは彼女が誤解されることを、自分と重ね合わせているのかもしれない。
志田さんが結成当初に仲の良かったメンバーで、尾関梨香さんを挙げている。
『KEYABINGO』という番組の『KEYAROOM』という企画で、志田さんが尾関さんに手紙を書いていた。
そのときもボクは志田さんに自分を重ねていた。
だから、ボクの推しメンは志田愛佳さんであり、尾関梨香さんなんだと気づいた。
ボクは似た人(志田さん)と、その人が惹かれる人(尾関さん)を好きになったのか。
なんとなく納得がいき、とても嬉しい気持ちにもなった。
優しさの形は人それぞれ違って、たまに理解されないことも多い。
ボク(ボクだけではないですが)は志田さんの優しさを理解してあげたい。
そして、彼女がその優しさをこれからも持ち続けていくことが嬉しい。
その優しさで傷つかないことだけをボクは願いたい。
優しい人は時に加害妄想に捕らわれてしまうから。
彼女が彼女らしく、彼女の好きな場所で、笑っていられるように、ボクは願う。
もちろんボクだけでなく、ファン全員の願い。