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読書嫌いに、ボクが読書をオススメする理由。

投稿者: mameblack 投稿日:


読書好きかどうかを決めるのは、幼少期の過ごし方にある。

幼少期に、本に触れる機会が多かった人は本を読むのが好き。

たとえ本を読むのが好きではなくても、読書は苦ではない。

本を読みすぎて、本を嫌いになった人もいるかもしれないね。

それでも、文章を読むと眩暈がすることはないだろう。

いや、なんかそういう話をどこかで読んだ気がする。

あ、『ビブリア古書堂の事件手帖』だ。

確かドラマ化もされていた。

まぁこれはこれで、ノンフィクションの話として。

 

 

ちなみに、ボクは幸か不幸か子どもの頃から読書が好きだ。

小学校に遅刻せずに行くのが珍しいくらいの遅刻魔だったボクが

朝読書の時間があるからと、遅刻せずに行ったくらい読書は好きだ。

1000ページ超えの重い『はてしない物語』を背負って。

遅刻の原因も、続きが気になりすぎて、本を読み進めるせいだった。

暗い中で読み進めていたから、視力は悪くなってしまったけど。

大体、朝起きたら栞をしないままで置かれた本に絶望して

少し読み直して、どこまで読んだかを思い出す生活。

 

 

そんな人間に、読書嫌いの気持ちなんて分かるか!

と言われるのは、仕方ない。

ちなみに、ボクには妹がいるけれど、妹は読書嫌いだ。

ボクの家には、本が溢れているけれど。

それでも子どもの頃から、妹は本を読まない。

中学生になってから、ハリーポッターを読むようになって

母に全巻を買ってもらって、何度も読み返している。

同じ本を何度も読み返すのは非効率的だと思われるけれど

ボクも『モモ』と『はてしない物語』は定期的に読み返している。

 

 

そんな妹が大阪に越してから、実家の広島に帰る移動時間に

読書をしているらしいと聞いた。

そんなに分厚くない小説で、なんとなく面白そうだと思ったもの。

実家に置きっぱなしになっていたので、ボクも読んだけど

ボクは、そんなに面白いとは思わなかった。

小説って、そういうものだから。

いや小説だけじゃなくて、本というのはそういうものだから。

アイドルが好きな人にとって、アイドル雑誌は読みたくて仕方ないけど

アイドルに興味がなければ、特に興味のない雑誌だし。

アイドル雑誌が読みたい人は、囲碁の雑誌は読まないだろう。

少し話し外れますが、ドラマ化された小説の表紙が

出演されている俳優さんの写真になると

その作家さんのファンは読む気も、買う気もなくなります。

読書好きあるある、かもしれないですね。

 

 

自分語りがずいぶん長くなってしまいました。

読書嫌いな方には、読むのが苦痛で、ここまで到達していただいてないかも。

それでも、ボクは読書嫌いな人に、読書をオススメします。

読書ができなくても、マンガ、テレビ、YouTube、映画で世界を広げられる。

別に読書なんて必要がないと思うかもしれない。

読書は確かに世界を知るための、情報を得るためのもの。

自分の世界観を広げるもの、価値観を変えるもの。

でも、それだけじゃない。

読書で手に入れられる最大のものは、想像力。

 

以前、母から聞いたんですが

母の知り合いに、本を思うと思っても途中で読めなくなる人がいると。

読書好きのボクを生み出した母は、ボクと同様に読書が好きなので

なんで彼女が途中で本を読むのをやめるのかが分からなかった。

面白い本で興味もあったけれど、と彼女は言っているのに

それでも途中で、読書をやめてしまう理由が。

彼女は一言「文字の羅列を見るのに疲れた」と言った。

読書好きのボクたちには全く分からないことなのですが

逆に読書嫌いの方たちには、ボクたちの読書感が理解できないかも。

ボクは読書をするとき、そこにある文字を目で追いながら

脳内に完全に映像ができている。

つまり本を読みながら、脳内ではドラマか映画を見ている状況。

その主人公や登場人物になってみたり

ときには、陰から、その物語を眺める傍観者になってみたり

そういう読み方をしているから、小説を文字の羅列だとは感じない。

たぶん読書しない人には、小説は文字の羅列だと思われてるだろうけど。

ボクにとっては勝手に配役を決めて、進められる映像作品。

小説という名の脚本を読みながら、その作品に合った人を登場させられる。

いうなれば、空想世界の監督になれるもの。

 

 

だから読書をした方がいい。

想像力を働かせるために。

想像力があれば、人生は楽観的に生きられる。

悪いことが起こっても、それを物語として背景を考える。

街中で知らない人に暴言を吐かれたとしても、彼の背景を想像して

思いきり不幸な人生を歩ませてやればいい。

まぁ元より他人に暴言を吐かれたくらいで、動じるタイプではないですが。

自分の人生を幸せにできる想像力を養うために、読者は効果的。

 


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