帰国決定してから帰国までが、一番コロナを恐れた6日間でした。
帰国前1週間、ロンドンから帰国するかどうしようか、まだ悩んでいました。
前回の最後。
英国時間3月19日の夕方、オーナーからメールをもらいました。
日本人オーナーから、日本人に向けて連絡あり。
— 日下部まめ@広島で求職中 (@MameMrm) March 19, 2020
イギリスの空港が月末には閉鎖される可能性があるそうで
家族と相談して、今後を決めてくれと。
今月支払われる給料は支払われれるが、来月以降の保証はない。
これは帰国するしかないかな。
飛行機めちゃくちゃ感染する可能性、高いけど。
その夜には、すでに帰る意思を固めていました。
明日はオーナーに帰国の意思を伝えよう。
— 日下部まめ@広島で求職中 (@MameMrm) March 19, 2020
同居人(62歳無職のおじさん、家のオーナー)には悪いが
これ以上ロンドンにいても
1.仕事がなくなる可能性が高い
2.旅行にも行けない(周辺国、軒並み閉鎖開始)
3.家族に心配かける
4.コロナ感染の可能性が高くなる
日本に帰ろう。。。
20日朝にはチケットを取りました。
勤務先オーナーから連絡来たので
— 日下部まめ@広島で求職中 (@MameMrm) March 20, 2020
来週水曜日の飛行機予約しました。
木曜日には日本です。
2万円ケチって、直行便にしなかったので
羽田で5時間乗り換え待ちで、関空に帰ります。
たぶん、どっちかで2週間、強制隔離されるけど。
そして、外務省のHPを確認して、21日の0時より
英国から帰国した場合は、公共交通機関は使えず、14日間隔離ということを知ります。
ここで改めて、自分が危ない場所にいるんだという恐怖に襲われました。
外務省の新しい通達
— ✈︎Leeman (@Traveleeman) March 19, 2020
コロナ流行地域で指定された国から帰国する人は、14日間自宅待機以外に、空港から滞在先まで移動する手段(公共交通機関以外)の確保要
つまり、指定地域からの帰国者は空港から家まではタクシーを含む公共交通機関は一切利用不可です。自家用車かレンタカーで帰りましょう。 pic.twitter.com/92yF0cWY08
そして、無駄に繊細な部分があるので、体調を崩しました。
自分でも、コロナかな?と恐れたのですが、その後、特に症状もなかったので
精神的にまいったのと、1日中パソコンに向かっていたのが原因かと。
ごはん食べてから、調子が悪い。
— 日下部まめ@広島で求職中 (@MameMrm) March 20, 2020
もしや……コロナ?と思うも熱はなく、ただ浮遊感はある。
あまり風邪も引かないもんで、ちょっと体調が悪くなると不安になる。
水分とって、薬のんで、のんびりします。
仕事も、もう行かなくてよくなったし。
25日に飛行機に乗るまでは、自由だからな。
そして、外出自粛を国民に訴えつつも
パブで飲んでいるボリス・ジョンソン首相を責める、という行動に出る。
まぁこんなことしてたので、コロナウイルスに感染して、入院していましたね。
こういう実例があると、みんな外出を控えそうですね。
身をもって教えてくださったということでしょう。
国民には不要不急の外出を避けろと言う割に
— 日下部まめ@広島で求職中 (@MameMrm) March 20, 2020
パブで楽しく飲んじゃうイギリスのボリス・ジョンソン首相。
普通にツッコまれてるで。 https://t.co/oYnMNlMKC4
刻一刻と、状況が悪化していくロンドンで、弱音を吐き始めました。
普段は、余裕ぶっこいてますが、根は小心者です。
1週間前はまだイギリスは平和やーと思っていたのに
— 日下部まめ@広島で求職中 (@MameMrm) March 21, 2020
急に帰国しないとヤバい状況になって
でも、帰国するのも結構、命がけなんじゃないかと思って
普段は死んでもいいやーとか思ってるけど
いざ直面すると、めちゃくちゃ怖いですね。。。
何も手につかない。
ぼーっとyoutube見てたよ。
最悪の事態を想像して、不安がピークに達したため、現実逃避しています。
帰国後ネット環境ないので
— 日下部まめ@広島で求職中 (@MameMrm) March 22, 2020
今のうちにkindleで書籍を購入しておこう。
あー不安だ、不安だ。
ただ『案ずるより産むが易し』という言葉もある。
考えたとこで、どうしようもない。
荷物の整理して、制服を返しに行こう。
外に出れば、少しは気分転換になるかも。
移動は自転車なので、安全です。
帰国3日前、5日ぶりに外出したボクは
まるでコロナウイルスを知らないかのようにふるまう人々に衝撃を受けました。
部屋の中で、コロナウイルスという見えない敵を恐れ、震えている自分が
バカに思えてくるような、そんな光景でした。
そして、その状況にまた、イギリスに滞在し続けることへの恐怖を感じていました。
イギリス人すごいねー。
— 日下部まめ@広島で求職中 (@MameMrm) March 22, 2020
ハイドパークめちゃくちゃ人がいて、目を疑いましたよ。
家から出るの怖くて、怯えてた自分が過剰かと思うくらいに。
子ども連れとか、年配の人とか。。。
東アジア人もいたけど、誰も差別されてなかった。
みんな危機感がないんだろうなぁ。
ボクだけがおかしいのかなーと思うほどに
— 日下部まめ@広島で求職中 (@MameMrm) March 22, 2020
みんなコロナウイルスに鈍感で怖い。
ボクも自転車移動をいいことにマスクしてないんですが
さすがにその状態で、スーパーに入ろうとは思わない。
帰国日までにはマスクを数枚つくって
空港までの電車、空港内、飛行機内では何枚か使います。
各国のコロナへの意識を見ていると
— 日下部まめ@広島で求職中 (@MameMrm) March 23, 2020
なんで、あんなにハイドパークで遊ぶ人たちは
知らない人と至近距離ですれ違うし
自転車ライダーはボクの自転車の真横を通るし
危機感が全くない状態で生きてるのか謎すぎる。
自分が痛い思いしないと、分かんないのかな。
その時には時すでに遅し、なんですけど。
3月後半のロンドン。
スーパー、そして飲食店の様子。
1か月後の今、日本の状況と似ている。
スーパーは入りたくなかったので、外から見ただけですが
— 日下部まめ@広島で求職中 (@MameMrm) March 22, 2020
ある程度、棚は埋まっていたかなーと。
ただ近所の中国人経営のスーパーは閉まってました。
非常に賢明な判断だと思います。
あんま売れてる感じなかったから、つぶれた可能性もあるけど。。。
スーパーの在庫がないというので
— 日下部まめ@広島で求職中 (@MameMrm) March 22, 2020
ボクはてっきりレストランのデリバリーが忙しいのかと思ったら
今日、元勤務先に行ったら、暇すぎて食べ物を捨ててばかりだと言っていた。
日本食だから、敬遠されてるのかなー。
それとも、レストランのデリバリー自体が敬遠されてるのか。
この記事で終わらせようと思ったのですが、帰国までのツイートは別で、まとめます。