分からない数学を、自分ごとにして、勉強することで、理解できる簡単な方法。
ひつじさんのツイートを見て、思い出しました。
「頭は良いけど、出来ない人の気持ちが分からない人」っていうのは結構多い。そして強者は強者で固まって、こぼれ落ちた弱者をフォローしない。そこに非エリートが下剋上をかますチャンスがある。
— クロネコ屋@ブログ×SNSマーケティング (@NINJAkusokuso) January 29, 2020
弱者をフォローすること。どのジャンルでも、困っているのは強者ではなく弱者です。
高校時代、文系で数学の点数が悪すぎて、卒業の危うい友人に数学を教えたことを。
その成果が出て、最後の期末テストで彼女たちが数学で80点以上をとったことを。
そして、彼女たちの数学担当教員に呼び出されたことを。
どうやって、彼女たちに数学を理解させたのか聞かれたけれど、それは先生に出来ることではない。
あくまでボクたちが友人として、勉強したことによって、実現できたことだから。
ボクたちは苦しいことよりも、楽しいことをやりたいと感じている。
今、大学受験真っただ中だし、中学受験や高校受験も来月、再来月に控えてる人も多いだろう。
勉強は嫌なことだ、辛いことだ、と思い込んでしまうと、辛いだけの時間になるし、ただただ効率が悪い。
でも、少しだけ考え方を変えて、友人とふざけながらやれば、それは面白くなるし、記憶にも残りやすい。
ボクが彼女たちと一緒に勉強した内容は、今でも忘れない。
確率の問題、サイコロ6面を4色で色分けする問題
正直、ボクも彼女たちと勉強するまでは、なんとなく公式を覚えているレベルだった。
法則とか、公式とか、覚えるのは簡単だけど、ボクは単純暗記がとてつもなく苦手だ。
だから、生物の細胞の名前とか、臓器の名前とか、そういうのを覚えるのは今でも苦手。
公式も、基礎的なものは覚えれるけど、あとはその公式を使って、他の公式を計算で思い出すことが多かった。
というのを物理のテスト中にやって、先生に驚かれたとかいうのは、また別の話。
話が少し脱線しましたが、文系で国語とか英語が得意であれば、数学も同じ土俵に乗せればいい。
数学の問題を数字の羅列とか、誰だか分からない人がやり続ける何かだと思わなければいい。
ボクたちが勉強した問題であれば……
実際に裏紙で、サイコロを作って、みんなで好きな色を選んで、塗っていけばいい。
友人の中でも、自己主張の強い友人に、最初に色を決めて、塗らせてやる。
そこから、次に何色を塗りたいか、他の友人に選ばせていく。
時間はかかるし、高校3年生の学年末試験のためだけにやるには、非効率かもしれない。
それでもいい。
それで、彼女たちが無事に卒業できるのなら。
受験勉強真っただ中、イライラとした気持ちで机にばかり向いていたボクたちに、その時間は必要だったと思う。
勉強が辛くて、はかどらないときは、遊びながらやるか、自分の得意分野の土俵に乗せるか。
ちなみに、ボクが最も苦手だったのは、いわずもがな社会科選択の日本史でした。
普通は地理を選択するらしいのですが、ストーリーがないと覚えられないので、日本史を選択。
センター試験でしか使いませんでしたが、授業で配られたプリントには本題とは関係ない話ばかり。
一度、授業内容に関係ある落書きばかりのプリントを、勝手にコピーされて、インフルエンザで休んでたクラスメイトに渡されたことがあって、恥ずかしかったなー。
あまり話したことのない陽キャの男子だったのですが「めっちゃ分かりやすかった」と言われました。
……あの頃は真面目だったな。
受験という一つの目標に向かって生きていたあの頃のように、目標をもって生きていきたい今日この頃です。