中学デビュー、高校デビュー、大学デビューに失敗しても、やり直せばいい。
30歳を超えた、どうしようもないやつなので、ジェネレーションギャップもあるかと思いますが、新年度ですし、ボクのデビュー過去でも話していこうと思います。
私立の女子中学校に進学で、2日目から やらかす
ボクの過去が気になる方は、プロフィール読んでもらったらいいのですが
簡潔に書くと
- 小学校で学校一のワルと呼ばれる
- 地元の中学校がヤンキー、暴走族で、卒業生が休みの日に校舎のガラスを割りに来るレベル(広島は15年くらいまで暴走族がいました)
- 中学に進学すると、道を外れるのではないかと親が懸念したため、底辺私立女子中学に進学
という感じです。
同年代のギャルの話が全く理解できない田舎ヤンキーもどき
進学したのが、底辺私立中学だったので、半分以上がギャル。
しかも、ボクの学年は、その学校の中でも問題児だらけの学年だったらしく、金髪とか平気でいる。
ボクは思考回路はおじさん、見た目は少年だったのですが、仲良くなった初日にギャル3人組からランチに誘われました。
3人のギャルに囲まれて、緊張気味の田舎のヤンキーもどきだったわけですが、何を話してるのか理解できませんでした。
ファンションには疎いので、ギャルファッションブランドの話をされても、ちんぷんかんぷん。
昼休憩が終わるころには、妙な空気になってしまったわけです。
気を遣って、ランチを断る
次の日、昼休みになったんですが、ギャルたちに「話が合わないから、別で食べよう」と謝るボク。
前日で確実に空気が悪くなったので、全く悪気はないし、ごはんは美味しく食べたいので、他の子と食べることにしました。
この決断が、今後のクラスでの立ち位置を決めてしまうことになるとは、全く思っていなかったわけです。
3日目から始まる地獄
入学3日目、お昼休み。
前日に一緒にごはんを食べたクラスメイトと、ご飯を食べようとすると……断られる(´・ω・`)
ただ一人で、ごはんを食べることに抵抗がないタイプだったので、自分の席でごはんを黙々と食べることにしました。
しかし、影響は昼休みだけでなく、だんだんとクラスで無視されるようになりました。
もちろん首謀者はギャル3人組。
クラスというか学年でトップクラスで可愛いギャル、かつ1人は優等生の雰囲気で学級委員。
いわゆるスクールカーストの上位に君臨する彼女たちが、ボクをいじめるのは簡単なことだったわけです。
捨てる神あれば、拾う神ありってのは本当にあるんだな
突如あらわれた救世主もどき
大体クラスのパワーバランスは金持ち度、可愛いかどうかで決まるんですよね。
しかし、通っていた中学校は60年ほどの歴史ある学校だったため、上記の条件に関係なく「お姉ちゃんがいる」が強い場合があるんですよ。
ギャルとはいえ体育会系の部活に入部する人も多かったので
体育会系の部活や生徒会に所属してる先輩と仲がいい = クラスや学年でのカーストも高い
いやぁ、スクールカーストって、めんどくさいっすね。
入学1週間もすると、ボクは完全にクラスで浮いてしまっていました。
たまに面白半分で、軽く殴られることもありましたね……元ヤンキーもどきなので、平気でしたけど。
しかし、バレー部に所属する、お姉ちゃんのいるクラスメイトに助けられたわけです。
彼女とは流れ的に、体育委員を一緒にすることにもなっていたため、気にかけてくれたみたいです。
しかし、ギャルとは正反対の属性の彼女はボクからすると「真面目すぎて、めんどくさい」タイプでした。
まぁお昼ごはんだけは彼女のおかげで、どうにか ぼっち を離脱することが出来ました。
定番の体育の二人組は体育委員だったので、救世主と組んでいました。
保健室で浮いている人間に出会う
救世主がいるとはいえ、元々消化器系が弱いので、クラスでの浮き具合に体調を崩し、保健室に行くことが多くなりました。
上述した通り、ボクの学年は問題児が多すぎる学年だったので、入学1か月で保健室登校している同級生が数名いました。
他のクラスの環境は分かりませんが、ボクのクラスが学年の中でも1、2を争う問題児学級だったみたいですが。
担任が若い女性だったのも、拍車をかけたのかもしれないけど。
保健室に行くことで「クラスで浮いてる同級生」と仲良くなることが出来ました。
とはいえ、ボクは元ヤンキーもどきだったので、彼女たちからは脅威だと思われていました。
最初、保健室の先生からもサボりたい問題児だと思われてましたからねw
保健室で、同級生と話すことにより、心身ともに安定するようになり、クラスで無視されても平気になりました。
ゆるい部活動に所属して、学校での居場所をつくる
元々スポーツ大好き人間だったので、中学に入ったら運動部に入ろうと考えていました。
しかし、クラスのギャルがどんどんと運動部に入る中、同じ部活に所属するのは無理だと思い、諦めました。
部活は強制ではなかったので、別に入らなくても入ってもいい感じで、しばらくは悩んでいました。
あるとき理科系先生から「うちの部活に入らないか?」と言われました。
理科系の文化部でしたが、元々興味がある分野だったので、とりあえず入部しました。
私立の女子校の文化部……驚くほどにゆるかったのです。
アニメでいうと『ゆるゆり』に近い感じです。
実際ちょっと百合要素もありました、ゆるーい百合要素(笑)
上下関係もゆるく、活動内容もゆるく、アニメの話をしながら菓子をつまむ部活でした。
肝心の顧問は、真面目に活動している他部活の顧問も兼任していたため、ほとんど姿を現さず。
しかし、その兼任のおかげで、弱小部活にも関わらず、学校からの補助を引っ張ってくる。
その補助で、お菓子を買い込んで、食べる。
マジで、ゆるーい部活動でした。
上級生の優しさで、同級生での地位を上げる
先輩が、ゆるかったおかげで上級生と仲良くなることができました。
先輩とマンガを貸し借りしたり、提出物を渡しに行ったり、ということで先輩の友人とも交流が広がりました。
幸運なことに、先輩が優しすぎたわけです。
そのため、移動教室で見かけると、体育会系の部活に所属してる先輩が、ボクに声をかけてくれることに!
そのおかげで、いじめは軽減しました。
最終的なボクの中学時代
中学3年間で、ギャルと仲良くなることはありませんでしたが、いじめられることはなくなりました。
そして、ギャルにやり返すことすら出来るようになりました。
あのままクラスだけで生活していたら、今頃ここでブログが更新できていたかも分かりません。
ニュースで報道されるみたいに、自殺していた可能性だってあります。
でも、クラスを抜け出して、保健室で同志を見つけたり、先輩と仲良くなったり。
2年生ではクラス替えで、友人も出来ましたし、友人に誘われた生徒会で新しい友人も出来ました。
クラスで苦しむくらいなら、もっと周りに目を向けて、逃げてみては、どうですか。
中学デビュー失敗して、最初の1か月は本気で苦しかったですが、苦しいところだけに目を向けずに、抜け出すヒントくらいになればいいなと思います。
ボクの場合は運がよかったのかもしれません。
でも、先輩って後輩を可愛がってくれるものだと思います……まぁ態度が悪いと嫌われますけどね。