ボクたちはきっとゴッホのことを知らない。
アラサー読書感想文企画です。
読んだ端から、読書感想文を書く!
こんな本があるよーという紹介も含めて。
気になったら、読んでみてください。
今回は、この作品。
先日、『式の前日』の感想文を書いた記事を載せましたが
作者の穂積さんが描く、有名画家ゴッホのお話。
彼と、彼の弟、ふたりのゴッホのお話。
美術品に疎い人でも
ゴッホ 『ひまわり』 1888年 オランダ pic.twitter.com/KBT1D0hRBM
— ☞世界の名画☜ (@bytaculebuma2) 2016年11月15日
レゴ(LEGO)で作ったゴッホの自画像(一つ前のツイート)の元になったのが、この自画像かも。これは「ゴッホとゴーギャン展」で展示されております。 pic.twitter.com/rtNnBs0sCJ
— ほっとなび(東京情報) (@tokyohotnavi) 2016年10月20日
ひまわりの絵と、自画像は見たことがあるんじゃないかと思います。
炎の画家、フィンセント=ファン=ゴッホ
弟で画商、テオドルス=ファン=ゴッホ
この作品を読んだら、自分の耳を切り落とした話もウソになる。
ゴッホ 作品 絵画 ゴッホとゴーギャンの関係が崩れ、ゴッホがゴーギャンに剃刀をもって襲いかかり、自らの左耳の一部を切り落とすという劇的な事件のときに描いた作品。【耳を包帯でくるんだ自画像】 pic.twitter.com/HRELG5X6JO
— 素敵な絵画 (@MatisseNakamu) 2016年10月27日
今みんなが知っているゴッホという画家の人生は
本当は弟のテオドルスによって
彼の死後、つくられたもの。
本当の彼は、とても優しくて、怒りを知らない人間だった。
世界はね、きっといつだって信じることから始まるんだ。
有名な人の後ろに、それを演出したソルシエ(魔術師)の存在があったとして
ボクたちは、それにどれだけ気づいてるんだろうか。
どれだけ気づくことができるんだろうか。
内容はさることながら、言葉選びが相変わらず素敵な穂積さんの作品。
芸術に興味がある人も、ない人も一読の価値ありです(*’ω’*)