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ボクたちはきっとゴッホのことを知らない。

投稿者: mameblack 投稿日:


アラサー読書感想文企画です。

読んだ端から、読書感想文を書く!

 

 

 

こんな本があるよーという紹介も含めて。

気になったら、読んでみてください。

今回は、この作品。

 

先日、『式の前日』の感想文を書いた記事を載せましたが

一生独り身かもしれないけど、家族っていいなって思った。

作者の穂積さんが描く、有名画家ゴッホのお話。

彼と、彼の弟、ふたりのゴッホのお話。

 

 

美術品に疎い人でも

 


ひまわりの絵と、自画像は見たことがあるんじゃないかと思います。

 

 

炎の画家、フィンセント=ファン=ゴッホ

 

弟で画商、テオドルス=ファン=ゴッホ

 

 

この作品を読んだら、自分の耳を切り落とした話もウソになる。

 

 

 

 

今みんなが知っているゴッホという画家の人生は

本当は弟のテオドルスによって

彼の死後、つくられたもの。

 

 

本当の彼は、とても優しくて、怒りを知らない人間だった。

 

 

世界はね、きっといつだって信じることから始まるんだ。

 

 

有名な人の後ろに、それを演出したソルシエ(魔術師)の存在があったとして

ボクたちは、それにどれだけ気づいてるんだろうか。

 

 

どれだけ気づくことができるんだろうか。

 

 

 

内容はさることながら、言葉選びが相変わらず素敵な穂積さんの作品。

芸術に興味がある人も、ない人も一読の価値ありです(*’ω’*)

 

 


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