恋愛小説好きでも恋愛小説が苦手でもでも楽しめる『植物図鑑』
うちはWOWOWに加入しているので、映画はテレビで見る生活です。
社会経済的には、あまりよろしくないかもしれないけど、仕方ない。
元々は海外ドラマを見るために、加入しているので、映画はオマケみたいなもの。
ドラマ、映画、スポーツ全部、楽しめるので、コスパは最強だと思います。
一応、宣伝だけしておきますので、気になる方はどうぞ。
今回の本題は、WOWOWさんではないので、軽くすっ飛ばします。
WOWOWさんでやっていたので、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』観ました。
めっちゃ女の子が好きそうな話。
ブルーレイも出てるので、気になる方は、どうぞ。
ちなみに、ボクは、こういう類の話が大嫌いです。
冴えない女の子が、イケメンと出会って、ハッピーエンドになる話。
少女漫画によくありがちな、夢見がちな話。
では、そんなボクが
なぜ、この映画を見ることに決めたのか?
答えは非常に簡単で
原作がめちゃくちゃ面白かったから。
原作は、映画化された『図書館戦争』やドラマ化された『空飛ぶ広報室
』で有名な有川浩さん。
『阪急電車 』のときから、好きな作家さんだったので、『植物図鑑
』も迷わず手に取りました。
装丁もボクの好きな感じ。(イラストはカスヤ ナガトさんが描いていらっしゃいます)
ネタバレになってしまいますが、原作では最初にヘクソカズラという雑草が出てきます。
そこから、ヒロインが主人公、樹(いつき)との出会いを回想する形で話は進んでいきます。
この話の何が恋愛小説が面白いかと言いますと
誰も普段は気にも留めない”雑草”と呼ばれる類の植物で、料理をしていくこと
というと、貧乏人の節約術講座みたいに聞こえてしまうかもしれません。
でも、そこから少しずつ恋愛に発展していくのが、ボクは好きだと感じました。
30歳になっても、まだまだ中学生みたいな恋愛が理想だから。
10代のような甘酸っぱい恋と、美味しい野草を知りたいなら、オススメです。
ちなみに、甘酸っぱい恋が好きな方には、有川浩さんの『クジラの彼』がオススメです。
夏に向けて、軽めの課題図書いかがでしょうか。