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仕事に疲れたら、この一冊で、ホッとしませんか。

投稿者: mameblack 投稿日:


アラサー読書感想文企画です。

読んだ端から、読書感想文を書く

 

 

こんな本があるよーという紹介も含めて。

気になったら、読んでみてください。

今回は、この作品。

 

パンが好きなので、パンを題材にした本を読むのも好きです。

今回は、タイトル買いです。

決して、表紙の写真を見て、買ったわけではありません。

 

むしろ映像化作品は、避けてしまうタイプです。

 

ただ、こんな風景の場所に行ってみたいとは思いました。

本を読んで、月浦に行ってみたいと思いました。

 

三島由紀子さんの初めての長編映画のノベライズ本です。

ボクは映画を観ないので、知らなかったのですが

もし、小説のセリフにある

人間がほとんどいない場所で、紺碧の湖がキレイで、どこまでも続く草原があって、

北欧みたいな素敵な建物が並んでいて、宿の人も私をほっといてくれて、

気持ちいい風だけが吹いている

という場所が出てくるというのなら、映画館の大きなスクリーンで

その景色を思いきり感じてみたいと思いました。

 

むしろ行ってみたいかもしれない、その場所に。

ていうか、行けばいいんじゃないの、その場所に。

 

 

おとなになると、好きじゃないもので埋め尽くされていく。

 

 

ボクは嫌なことから逃げた結果、今、無職なのですが

無職という今の状況も、とても居心地が悪い。

嫌いなものから逃げることを、母にワガママと言われた。

みんな我慢しているのだと言われた。

我慢して、生きなきゃいけないなら、そんなの生き地獄だ。

でも、たぶん日本人の多くは、そういう生活をしていて

それに慣れていて、その生活を愚痴なのか自慢なのか分からない表現で

同僚や、友人や、家族や、SNSで共有して、満足している。

 

 

そんな生き方は、やっぱり嫌だと思う。

 

 

ボクの好きなものは何なのか、すぐには思いつかなくて

考えてみても、思いつかなくて

それはきっと出会ってないからだと思う。

出会う努力をしてないからだと思う。

嫌だ、嫌だと言いながら、結局、自立できずにいる。

 

 

 

人生に絶望したとき、死のうと思ったとき

この本を読んでみたら、少しは変わるかもしれないと思った。

ボクのことは知らなくたっていい

ただ、この本のことを知ってほしいと思った。

 

 

本を読むのが苦手という方は、DVDをご覧になるのも手ですが

 

作中に出てくる『月のマーニ』という素敵な絵本が文庫本の最後に載っているので

これだけでも読んでほしいなと思う。

 

 

本当に、このカフェがあるなら今すぐにでも月浦に行くのに。

なんて書いてる時点で、ボクはまだ歩き出しそうにない。

 

外に出る理由がなくて、こんなに寒いと、外出するのは難しい。

 

 


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