裏切った人間が5年ぶりに戻ってきたら、どうする?
アラサー読書感想文企画です。
読んだ端から、読書感想文を書く!
こんな本があるよーという紹介も含めて。
気になったら、読んでみてください。
今回は、この作品。
先日、読んだ『青い花 』の作者である志村貴子さんの作品を読もうと
手当たり次第に読み始めました。
表紙からは想像できないかもしれないけれど
女子プロレスの話です。
これからの時代は あたしたちが作ります
と言い放った彼女は5年前
何も言わずに、相方をおいてリングから姿を消した。
子どもを連れて、帰ってきた彼女を許せるかと言われれば
きっとボクは許せない。
心が狭いのかもしれないけど、許せないと思う。
ボクは、プロレスという競技が好きではなくて
あまり好んでみないのだけど
実家なので、たまに家族が見ているときがありますが
プロレスって、見てるだけで痛々しいというか
そこまで血だらけになって闘う必要があるのかなって
他の競技でもいいんじゃないかなと。
でも、この作品を読んで
女子プロレスラーの決意や生き方が分かって
一概に、何かを否定してはいけないなと。
それにしても、5年経っても
子どもが出来ても、戻ってきたい何かが
プロレスにはあったんだと思うと
藤かおるにとっては天職だったのかもしれないなー。
羨ましいなぁ。