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私の中には、どうにもならない子供が住んでいる。

投稿者: mameblack 投稿日:


アラサー読書感想文企画です。

読んだ端から、読書感想文を書く!

 

 

こんな本があるよーという紹介も含めて。

気になったら、読んでみてください。

今回は、この作品。

 

※今回はガールズラブ作品です。お気を付けください。

 

 

ついに、表紙に現れた松岡女子演劇部三人娘。

やっさん、ポンちゃん、モギー

こう見ると、ポンちゃんは大人っぽいなぁ。

出番は少ないけど、雰囲気が結構、好きです。

 

タイトルは藤が谷演劇祭の演目『嵐が丘』で

上田さん演じる清原様の台詞

私の中には

この歳になっても

一人のどうにもならない

子どもが住んでいるのです

というのを引用したわけですが

 

この台詞、前にどこかで見たことありませんか?

 

各務(かかみ)先生も何かを思い出しながら

ボソッと呟いてますが。

 

 

ボクだって、アラサーにもなって、大人になんてなれなくて

子どもの部分というよりも、子どもでしかないというのに

高校生で「大人」であったら、それはつまらないと思う。

ボクは中学時代から、何も変わってないと思う。

中学の同窓会の連絡が来て、あの頃の自分を思い出したけど

狡猾で、誰かに好かれるために、必死で

それでいて、誰のことも好きにならなくて

わざとやんちゃで、わんぱくな少年のようにふるまって

無駄に耳障りのいい言葉を投げかけてはモテようとした。

 

 

 

今もまだワガママすぎて、社会になじめずに、無職だ。

 

 

 

演劇祭直前に、許嫁のコウちゃんの家に入り浸る京子ちゃん

ずーっと自分のことを大切にいてくれる彼に

ついに「婚約、解消しようか」と言われてしまう。

 

そして、今まで少しずつ出てきていた京子ちゃんの家族の話が

『嵐が丘』のストーリーと重ねて、京子ちゃんの中で進んでいく。

 

 

にしても、京子ちゃんはやっぱり美少女で

上田さんは、舞台に立つと、イケメンで

相変わらず、あーちゃんは可愛らしくて

実際に観たら、感動してしまうだろうなぁ。

 

 

あーちゃんと、ふみちゃんは、どうなっていくのか。

京子ちゃんとコウちゃんは、どうなっちゃうのか。

モギーは、あーちゃんのお兄ちゃんと、どうなるのか?

 

 

なんだか青春って感じで、いいですね。

 


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