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私と仕事どっちが大事なんて聞かない

投稿者: mameblack 投稿日:


アラサー読書感想文企画です。

読んだ端から、読書感想文を書く!

 

 

こんな本があるよーという紹介も含めて。

気になったら、読んでみてください。

今回は、この作品。

 

1巻(楽しい会社を選択するのはダメなこと、だろうか。

2巻(正しいとか正しくないとかそんなことふっとばす強さ

からの3巻、最終巻を読んでみた。

 

 

デザインの専門学校を卒業して、就職した会社は

嫌いなパチンコにかかわる仕事

イラストレーターを目指していたのに

イラストなんて描けないままに、仕事に追われる日々。

やりたいことができない会社なんて

何度も辞めようと思ったのに、会社が楽しくて続けてる。

 

 

同じフロアの多賀谷さんに出会ってからは

その楽しさが倍増して、仕事にも精が出ているけど

付き合ってるのか付き合ってないのか

よく分からない状況だったのに……

思わせぶりな態度の彼は既婚者。

 

 

「結婚生活は破たんしている」なんて浮気男の常套句。

 

 

それでも「好き」だった。

風邪で朦朧とする意識の中、上司の堂本さんを

多賀谷さんと見間違えるほどに「好き」で

元カレなんて、比じゃないくらいに「好き」で

 

 

 

そして、多賀谷さんは約束通り、離婚届をゲットした。

めでたしめでたし!

 

と思ったら、多賀谷さんが岐阜に転勤?

 

仕事を辞めてついていく or 遠距離恋愛!

 

 

恋愛ものにはグッとも、ドキッともしないのですが

今回、綺麗で素敵な経理の真野さんが言い放った

「一生懸命な時はみんなダサいよ」

は結構グッときました。

 

ダサいって言われたくないから、適当で

失敗しても、特に傷つかないで

そんな人生ばっかり歩んできたので

29年も生きてるのに、何も残ってない気がする。

何か残ってるのかもしれないけど

この何もやり遂げられてない感覚と

なんともいえない虚無感に襲われるのは

一生懸命をめんどくさいと言って、避けてきたからなんだよなー。

 

 

と、突然の自分語りですが

多賀谷さんも「一生懸命はめんどくさい」タイプ。

それでも、七瀬のことが諦めきれずに

エレベーターに乗った七瀬を追いかけて、階段ダッシュ

 

 

「このトシで…一生懸命は…やっぱキツいわ…」

 

 

この作品では辞めたいと、楽しいの間で仕事を続ける七瀬ですが

作者のねむようこさんは9か月で、退職したそうです。

そうだよねー。

実際問題、このマンガに出てくるような働き方は、しんどいでしょ。

月残業50時間で、嫌になって辞めたボクからしたら

1巻の最初でトンだ由香ちゃん同様すぐトびます。

 

 

 

みなさん体は大切にしましょう。

今日も一日お仕事、頑張ってください。

無職アラサークズより。

 

 

 


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