毎日が憂鬱なのは、この天気のせいなのか、仕事のせいなのか。
イギリスの中心地リーズの片隅から、こんにちは。
毎日、夜遅くまで働いて、疲れて帰宅しては、泥のように眠る。
朝は薄暗い中、寒さと体中にまとわりついた疲労感と一緒に起きる。
湯船に湯をためながら、紅茶かホットチョコレートを飲む。
朝食に何を食べようか考えながら、ヨーグルトを食べる。
ぬるいお湯につかりながら、目を覚まし、シャワーを浴びながら、憂鬱さを噛みしめる。
そんな毎日が続くだけのつまらない毎日をイギリスで過ごしている無駄人生。
せっかくのイギリスなのに、毎日が憂鬱でたまらない。
欅坂46さんの『世界には愛しかない』の「悲しみなんて、その時の空模様」という歌詞を思い出す。
ボクの心が憂鬱なのは、曇り空のイギリスが悪いんだろうか。
それなら、イギリスの人たちはいつも憂鬱なんだろうか。
天気に左右される人生なんて、バカらしいなとボクは思う。
安定は安心かもしれない。
でも、それが憂鬱の原因なら、安定を投げ出さないといけない日が来る。
それが今なのかもしれない。