本気で働き方改革をしたいなら、こういう小説を読めばいい。
ボクは残業したくないですが、残業代のためなら仕方ないかな。
残業しないで、時間を有効活用できる方がいいんですけど
残業するのが手っ取り早く収入を増やす方法なので困っちゃうね。
前職の上司は会社から徒歩15分ほどのところに住んでいたけど
「家に早く帰っても、カミさんと2人きりだと息が詰まる」と言って
ほぼ毎日21時くらいまで残業してましたね。
まぁその時間まで、ボクも残業していたわけですが。
ええ、いろんな部署から仕事を振られたせいで帰れませんでした。
そんな状況で、残業するなと命じられたら、どうする?
“残業させたくない上司” VS “残業しないといけない部下”の攻防戦。
最初はくだらないなぁと思っていましたが、どんどん面白くなってきます。
そもそも残業させたくない社長の理由も、くだらなくて
『かえるせんべいを作っているのに、社員が帰れない』と言われたから。
残業している奴は効率が悪いのかもしれません。
でも効率よく仕事すると、更に出来ない奴からの仕事が振ってくる。
だから一生懸命に仕事して、定時で帰るよりも
のんびり仕事をして残業して、残業代をもらう方が楽なのです。
これこそ日本の、日本人の働き方の悪しき習慣ですね。
海外で2年半ほど生活した身としては、定時になったら帰る!です。
残っていたら、上司に帰れと言われます。
だって、部下を残業させたら、上司の評価に響くんだもの。
残業をさせたくないなら、残業できないようにすればいい。
まるで『北風と太陽』の北風のように。
アメとムチでいうと、ムチですね。
定時になったら、すべての電源を強制的に落とす。
それならば、私用PCで仕事を続ければいい。
定時後に会社にいたら、悪臭スプレーを吹きかける。
それならカフェで残業すればいい。
そんな攻防戦の意味があるのか。
むしろ残業代が出ないのに、よく残業できるなと感心してしまいます。
給料もらっても、定時まで仕事したくないのに。
交通費もらっても、出社したくないのに。
そもそも、こういう考えのボクには仕事が向いてないのかもしれません。
やっぱエンジニアに向いてないのかなぁ。。。