”憧れ”と”好き”を混同してんじゃない?
アラサー読書感想文企画です。
読んだ端から、読書感想文を書く!
こんな本があるよーという紹介も含めて。
気になったら、読んでみてください。
今回は、この作品。
巻を追うごとに、たまちゃんが可愛くなってる気がします。
自分に似ている気がするから、かしら?
(自分のこと大好きだな、オイ)
3巻の最初では、料理が得意で、みんなの髪も切っちゃう
社内の女子力みたいな存在の田辺さんが
突然、出社拒否状態になってしまう。
結局は会社に忘れた空のお弁当箱が気になって、出社するんですが。
ボクもi以前の会社が残業続きで
(といっても最高でも月60時間くらいですが)
会社と家の往復で、嫌で嫌で行きたくなかったので
絶対に出社するように
どんな仕事もキリが悪いところで帰るようにしてました。
それに筆箱とノートは置いて帰っていたので
どうにか会社をふける、ということはなかったですね。
今、思い出しても、精神的に辛い日々だった。
正直、今の無職期間も辛いのは、辛いですが(´・ω・`)
宮下くんに話を聞いてもらいたいと思っても
連絡先を聞いてないし、一生会うこともないだろうし
初めての男友達だったのに……
と思っていたら、突然あらわれた宮下くん。
デザイン研修で会社にあらわれた宮下くんと、たまこちゃん。
ただのふざけあえる友達だと思っていたのに
太っていた昔の自分を見られて落ち込んでいる宮下くんに
宮下さんの優しいとこも誠実なとこもちゃんと見てます
意地悪なとことかも劣等感とかそーゆーとこも
全部含めてちゃんと好きです
なんて言葉をかけてしまったばっかりに……
宮下くん、たまこちゃんのことを好きになる( ゚Д゚)
最後の最後、たまこちゃんが先輩ももちゃんに
相談をしているのを
たまたま盗み聞きする形になった堂本さん。
自分の想い人は、堂本さんだと明かす、たまちゃん。
姿をあらわす堂本さん。
どうなることやら。
タイトルはビールを飲み、唐揚げを食べながらの堂本さんの言葉。
結局、宮下くんのアキホちゃんへの想いも
たまこちゃんの堂本さんへの想いも
好き、でどーこーしたいというよりも憧れで
ただ好きでいて、近くで見ているだけでいいんだろうな。
手が届かないことに意味があって、そこに手を伸ばそうともしないで
それが憧れというのもので
いわゆるファンみたいな存在であればいいと思ってるんだろうなぁ。
ボクも一緒だ。