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息が詰まりそうなときには、ノストラダムスの大予言を思い出せばいい。

投稿者: mameblack 投稿日:


今の中高生は、ノストラダムスの大予言なんて知らないだろうけど

18年前、まだ世界が20世紀を歩んでいた頃

ボクたちは2000年問題やら、ノストラダムスの大予言に翻弄されていた。

 

 

今となっては、笑いごとで済むけれど

当時、ボクは小学生で世界は1999年で終わるんじゃないかと

本当に恐れていた……わりに、中学受験に向けて、勉強してたな(笑)

(2000年に小学校を卒業して、どうにか私立中学校に入学しました)

実際、怖れていたのか、それとも諦めていたのか

昔から死にたい症候群だったボクは死ぬのも悪くないと思っていたのか

 

今となっては、覚えていないんだけど。

 

そんな昔のことを思い出したのは、この作品を読んだからなんだけど。

 

ボクが持っている本は、この装丁と真逆で

パステル調の黄緑と黄色で、可愛らしいデザインだ。

だからこそボクは手に取ったのだけど

森絵都さんの作品は『リズム 』も『カラフル 』も読み終わった後

本当に読んでよかったな、と感じるし

明日からも頑張ってみようかな、頑張りすぎなくてもいいなと

なんだか自己肯定感を持てるから、すごく好きで

人生に絶望したとき、落ち込んだとき、迷ったときに読んでほしい

そんな作品です。

 

 

まぁボクなんて、生まれてこの方、ずっと人生迷子中だけど。

何をすればいいのかなんて分からないままに

周りの期待に合わせるように、周りに流されるように生きて

それでも、どうにか逆らってみるけれど

結局そんなのは小さな抵抗で、ただのあがきで、意味をなさない。

 

 

本当に意味をなさなかったのかはまだ分からないし

これから何か今までの経験や生き方が活きてくるんだろうと

前向きに考えてもみる。

 

 

 

この作品を読んだとき、ボクの中学時代に近いものを感じた。

ボクの通っていた中学は素行が悪い子が多くて

(ボクは比較的まだ大人しい部類の人間だったかも?)

1年生の秋に、クラスメイトの数人が集団万引きで停学になった。

当時それは本当に衝撃的で、クラスメイト数名がいない2週間は

クラスにとって、不思議な時間が流れていた。

 

 

社会を見まわしたら、自分より優れてる人が多くて

自分なんて思うけれど、それでも本を読んで

それでも歯を食いしばって、ボクは生きていこうと思った。

 

春休みの学生にオススメしたい本である。

最近の子は本なんて読まないんだっけ?

 

 

 

こちらもオススメです。

 

よかったら、どうぞ(*’ω’*)

 


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