嫌いになる前に、嫌われる前に、終われて良かった。
アラサー読書感想文企画です。
読んだ端から、読書感想文を書く!
こんな本があるよーという紹介も含めて。
気になったら、読んでみてください。
今回は、この作品。
ついに迎えた最終巻。
色気ゼロの、たまちゃんに春が来る?
3巻の最後で、堂本さんへの気持ちを告白して
(正確には、車の中で盗み聞きされていたんだけど……)
恋愛経験ゼロの、たまこちゃんはいっぱいいっぱいになって
嘘をついて、富山にある実家へ逃亡
富山いい感じだなぁ、寒そうだけど(´・ω・`)
たまちゃんが迎えに来た宮下くんに漏らした本音。
ここを出たら…私も・・何かしら輝かしい存在になれるんじゃないかと…
臆することなく”それ欲しい”って言う権利を手にできるんじゃないかと…
でもダメだった
全然ダメだった
見てももらえなかった…
たまちゃんの気持ちは地方出身者としては痛いほど分かる。
ボクも昨年初めに、東京(住んだのは千葉だけど)に行ったけど
地元にいるときよりも不自由だった気がする。
仕事している時よりは、不自由じゃなかったけどね。
居心地の悪さ、雰囲気の違い、何かに追われている人々で溢れる場所に
ボクの求めたモノは何一つとして存在していなかった。
「それ欲しい」と手を伸ばすことすら躊躇されるような場所。
すぐ帰ってきました。
実家で、のんびりしてます。
自立しないといけないな、と思いながら。
それにしても、たまちゃんは鈍感すぎて、宮下くんは可哀想な気がします。
好きだって遠回しに伝えても、からかってると思われて
最終的に
好きだって言ってんの!
なんだお前 おバカさんかっ
って言って逃げてきたり
たまちゃんは堂本さんと決着をつけて
宮下くんはアキホちゃんと決着をつけて
末永く富山で幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし(笑)
ももちゃんも遠距離恋愛中だった多賀谷さんが戻ってきて
なんだかハッピーエンドになりました。
アキホちゃんは可哀想だけど。