何一つ見せない彼女の実体が何か一つ見えた気がした
アラサー読書感想文企画です。
読んだ端から、読書感想文を書く!
こんな本があるよーという紹介も含めて。
気になったら、読んでみてください。
今回は、この作品。
2巻では、もしかして命を狙われてるのでは?
と、梢さんに疑念を抱く旦那さんですが……
梢さんのふと素に戻る表情が魅力的で
嵐の夜、割れた窓ガラスから守るため
思わず抱きしめてしまったら
なんとなくギクシャクしてしまった二人は。
探し人を追いかけてやって来たゴシップ記者
外国人と結婚した娘と、対立する母
奥さんに乗り込まれた不倫カップルの女性
こうもトラブルだらけのお客様ばかりってのも
なかなか面白い宿ですが
それが綺麗に解決してしまう
そんな雰囲気、空気がこの場所には
流れてるのかもしれませんね。
というより、梢さんの曇りのない言葉に
なんだか心を動かされてしまうのかもしれませんね。
夏祭りのイザコザで、
竹本の性格の悪さが露見したところが
ちょっと面白かったですけどねw
結局、政治家なんて自分のこと偉いなんて思ってんだろうな。
梢さんの久々の外出に、PCの履歴その日から彼女は姿を消したを確認したら
DNA鑑定の記録が……!
もしかしたら、梢さんと自分は親子なんじゃないか?
と疑い始めた旦那さん。
確かに浮気していた過去もあるし、年齢も問題ない。
今までのことを思い返してみても、思い当たる節がありすぎて
あーどうしたらいいんだ?
その日から彼女は姿を消した
彼女は旦那さんを追い詰める履歴だけ残して、消えてしまいました。
なんてこったい。