#乃木坂46 にわかオタが、きいちゃんこと #北野日奈子 さんの活動休止について考えたこと。
乃木坂46の2期生で、最初に気になったのは北野日奈子さんでした。
こういうことを言うのは、おこがましいですが、昔の自分と同じものを感じたから。
「いつでも明るくて、笑っている」
というのが、北野日奈子さんのイメージだと思います。
しかし、以前、『のぎ天』という番組で仲良しの齋藤飛鳥さんから暴露された話。
それが北野さんの優しさから生まれたキャラクターだということ。
自分が暗い表情をしていてはいけないと感じてしまい、明るく振る舞う癖がついている。
ボクはそんな印象を北野さんに持ちました。
アイドルという存在は、ファンや周りに夢や希望を与えなくてはいけない。
そんな定義が、いつの間にかアイドルには付きまとっている気がします。
そのために、キャラクターをつくることをボクは肯定的にとらえています。
ファンの方の中には、偽善だとか、騙されていると感じる人もいるかもしれませんけど。
特に乃木坂46さんという大人数のグループの中で抜きんでるためには、必要なことだと思います。
でも、それが彼女たちを苦しめるのであれば、ボクはそれを望まない。
それに加えて、先日アンダーで一緒に頑張って来たメンバーの中元日芽香さんが卒業しました。
また、選抜とアンダーを行ったり来たりしていた伊藤万理華さんも近々卒業されます。
先程の『のぎ天』という番組内で、メンバーのことが好きすぎるとも言われていた北野さん。
メンバーが卒業していくことに、誰よりも心を痛めてしまってるんじゃないかと。
特に、ひめたんこと中元日芽香さんとは、アンダー曲でWセンターを2回、一緒に務めています。
13枚目シングル『今、話したい誰かがいる』のアンダー曲『嫉妬の権利』
18枚目シングル『逃げ水』のアンダー曲『アンダー』
ちなみに、13枚目シングルには北野さん中元さんを含む5人でのユニット曲『大人への近道』も収録されてます。
個人的に、5人とも好きなメンバーなので(特に中田さん推しなので)乃木坂46さんの曲の中でも好きな曲です。
18枚目シングルのアンダー曲『アンダー』はタイトル通りアンダーメンバーの気持ちを歌った曲になっています。
選抜に選ばれないアンダーという存在の苦しみがよく分かる歌詞だなと、最初は思いました。
でも正直、それは作詞を担当してる秋元康さんのエゴというか、押しつけではないかとも感じます。
特に、この歌詞。
影は可能性
悩んだ日々もあったけど
この場所を誇りに思う
グループに所属している限り、彼女たちは選抜に入ることを目標としているはずです。
それなのに、この歌詞はアンダーはアンダーで満足してくれと言っているんじゃないかと、ボクは感じました。
1期生はとりあえず全員、選抜を経験していますが、2期生は1度も選抜に入ったことのない子が何人もいます。
そんな中で、3期生が加入してきて、3期生だけで活動することも多いのも確か。
2期生は期待されてないんじゃないかという声も、ちらほら上がることもあります。
『アンダー』のMVを見ても、なんとなくアンダーが大切にされてないんじゃないかと感じました。
序盤は過去のアンダーメンバーが映るのですが、彼女たちは現在の選抜常連メンバー。
衛藤美彩さん、齋藤飛鳥さん、伊藤万理華さん、井上小百合さん、堀未央奈さんなど。
また、現在のアンダーメンバーの中でも、何度か選抜入りしたメンバーがよく映っていました。
北野日奈子さん、斉藤優里さん、中田花奈さん、中元日芽香さん、樋口日奈さんなど。
北野さんも選抜に何度か選ばれているので、よく映っていたと思います。
ただ曲を通して、歌詞が重すぎるとボクは感じました。
先日、九州で行われたアンダーライブでも、歌うのが辛いと言っているメンバーもいましたし。
北野さんは優しいから、そういうのを全部感じてしまって、苦しみを感じているのかな。
ボクは北野さんに元気になって戻ってきてほしいと願っています。
もちろんボクなんかより北野さん推しの方は、強く願っていると思います。
でも、それは元気で明るくて、いつも笑っている北野さんを期待してるのとは違います。
北野さんが自然体でいることをボクたちは願っています。
アイドルだから、完全に自然体というのは難しいとは思いますけど。
これが北野さんに届くかな。
届けばいいな。
北野さんが自然に笑える場所を、ボクたちは守りたいし、戻ってくるのを待ちたい。
それが変にプレッシャーにならなければいいんだけど。
待っているということが、彼女へのプレッシャーではなくて、喜びになればいいな。
ちなみに最新シングルである『いつかできるから今日できる』では、選抜メンバーに選ばれています。
乃木坂46さんが舞台、映画で演じられた『あさひなぐ』の舞台の方に出演されてましたしね。