ボクは元家出少女だったのだけど、更生した。
ボクは小学生のとき、家出少女だった。
家が大嫌いだった。
言うことを聞かないと、殴られるような家だった。
少しでも文句を言えば、ご飯を抜かれるような家だった。
だから、友達の家が羨ましかった。
ボクが小学生というと、20年近く前の話だから
今ほど共働き家庭があるわけじゃなくて
小学校卒業までは母親が家にいるような家が多かった。
どこの家に行っても、優しそうなお母さんがいて
ボクだけなんで、こんなに恵まれていないんだろうかと
そういうことばかり考えていた。
まっすぐ帰れば、地獄だったし
友達の家に寄って帰っても、遅いからと怒られる。
ボクの性格がねじ曲がってしまったのは、そのせいかもしれない。
とか何とか言いながら、今は実家に寄生しているニートなんですがw
ボクが高校生の頃になると、お互い大人になったので
どうにか折り合いがついた……ような気はしています、たぶん。
でも、小説やマンガを読んでいると、今でも羨ましいと思う。
小学生のときは、年に数度、家出をしていた元家出少女。
家が嫌いだったから、家では愛されなかったから
学校では好き勝手やって、それでも誰かから好かれていたのかもしれない。
愛のバランスってのは、意外と取れてるのかな?
なんて、ポエマーっぽいことを書いてみる。
この表紙みたいに、明るい茶髪とか金髪に憧れたこともあったけど
こんな色は似合わないし、僕のキャラじゃないから、染めたことはない。
一度だけパーマをかけたことがあるけど、それもボクじゃない気がして
結局、変わるのが怖いんだ。
今回の副題で一番好きなのは「卒業 」
「卒業 」という曲は多くのアーティストさんが歌っていらっしゃるけれど
この作品に出てくるのは、斉藤由貴さんの「卒業 」
斉藤由貴さんは昔から結構好きで、「紫式部ダイアリー」という舞台を観に行ったくらい。
しかも、広島公演が千秋楽で、脚本の三谷幸喜さんも登壇されて
とてもいい舞台でした……また何か舞台を見に行きたいなぁ。
というのは、今回の作品とは関係なくって(笑)
「卒業 」というお話の中では、アイドルになりたいけど大きな女の子と
そんな女の子と仲良くなる、これまたアイドル志望の女の子が出てきます。
ボクは身長が152cmくらいしかないので、背が高い子は羨ましいと思う。
でも、背が低ければ、たとえば高いヒールを履けば、どうにかなるんだけど
背が高い子が背が低くするのは無理だから、難しいよね。
背が高いアイドルってのは、あまりイケてないんでしょうか?
ボクは背が高いアイドルも、背が低いアイドルもいていいと思うんだけどなー。
と、アラサーにわかドルオタが申してみる。