まず自分の体の声を聞かんといかん
からだのこえ?
やらなきゃと、脳みそがボクを急かしている。
でも、カラダがボクを止めようとしている。
脳みそだけがボクを急かして、熱を上げている。
でも、その熱でカラダは動きたくないと訴えている。
やりたくないのに、やらないといけないこと。
ボクたちは毎日、誰かに強制された仕事をこなしている。
自分がやりたいことを投げ出して
誰かに与えられた自分を演じることに必死だ。
会社での上司部下、先輩後輩という立場
家庭での立場
友達といるときの立場
一体、ボクはどこに行ってしまったんだろうと思った。
仕事を辞めた。
友達かもしれない人間とも、ほとんど会ってない。
でも、一人でいても、自分が何者か分からなくなる。
結局、周りから形成された自己がボクなのかもしれない。
読み進めるうちに、主人公・三久ちゃんの不思議な世界観が
どんどんと広がっていきます。
表紙は、三久ちゃんの初恋の人、アキトくん。
百合なんて持っちゃって、チャラい感じ全開ですね……。
お仕事は、ホストさんなんで、チャラいのはチャラいのかも(笑)
せっかく初恋のアキトくんに会ったのというのに
最近、叶(かなえ)くんが気になり始めている。
私の心変わりを咎めに来たの……?
約束を破ったら また 悲しいことになるのかな
なんだか不思議ですよね。
そこまで考えないといけないことなのかな。
結婚を口約束しただけの初恋の人
今、気になっている人
その二人に何の関連があるというんだろうか。
最初の結婚に失敗したのは、アキトくんとの約束を破って
大学で知り合った彼氏と、結婚してしまったからだと思い込んで。
ボクたちも今までの経験から、色んな呪縛をつくって
勝手に縛られてるのかもしれない。
食わず嫌いとか、苦手だと思い込んでいるものとか
きっと、それは自分や誰かがつくった幻想で
勝手に心につくられたハードルで……
よし、新しいことに挑戦しよう(`・ω・´)シャキーン