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ひとめぼれした気になっただけかもしれないね。

投稿者: mameblack 投稿日:


アラサー読書感想文企画です。

読んだ端から、読書感想文を書く!

 

 

こんな本があるよーという紹介も含めて。

気になったら、読んでみてください。

今回は、この作品。

 

※今回はガールズラブ作品です。お気を付けください。

 

 

 

1巻(失恋を忘れるために、付き合うなんて、違う気がする。)に引き続き、2巻です。

表紙絵の、ふみちゃんと杉本先輩が付き合い始めて

ふみちゃんたちの通う松岡女子が

あーちゃんの通う藤ケ谷学園の演劇祭のお手伝いに行くことに。

 

 

そこでもモテまくる杉本先輩は演劇祭で

主役級を男装して、演じることに。

 

そんな女の子たちを見て

杉本先輩に、ずっと片思いしてい井汲京子ちゃんの言葉。

 

みんな本気で好きじゃないから

あんな風に騒げるんだ

私はちがうのに

なんだか深いなぁ、と思ってしまいました。

ずっと片思いしているだけある(笑)

 

 

そんなモテる杉本先輩は演劇祭が終わって

想いを寄せている演劇部の顧問である先生に褒められて

嬉しくて、思わず泣いてしまう。

それを目撃したら、恋人としては気になっちゃいますよね。

 

過去のことだよ

すごく好きだった

私だけがすごく好きで

それだけのことだったよ

 

 

あれだけモテて仕方ないように見える杉本先輩が失恋。

そして、好きだった叔母さんの結婚で、傷心のふみちゃん。

 

 

結果として、お互いに”ひとめぼれ”だったと勘違いしただけ

それだけの恋だったのかもしれない。

恋と勘違いしただけなのかもしれない。

 

 

せっかく杉本先輩の家に

お付き合いしていますと、挨拶に行ったのに

「今のままじゃつきあえない」

と言われて、上手くいっていたはずの関係は終わってしまった。

 

 

あーちゃんは、そんな杉本先輩を怒りに行きまして

本当に優しい子なんだなーと思いました。

ふみちゃんのこと大切なんだよね、幼馴染だもの。

 

 

最後、杉本先輩に振られた同志である

京子ちゃんと、ふみちゃんが泣いているシーンが

とても印象的でした。

 

 

この作品に出てくる女の子たちは

なんで、自分の好きな人に、愛されないんだろうか。

世界って、理不尽で、不公平で、せつない。

 

 

 


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