//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js

それぞれの「幸せ」を見つけられる一冊。

投稿者: mameblack 投稿日:


読書好きのボク、日下部が読んだ本をサクッと紹介していく記事です。

 

「あなたの悩みに聞くメニュー」あります

ふと手に取ったら、またも標野凪さんの作品で

この方の作品には惹きつけるものがあるのだなと思ってみたり。

前回、書いた記事も標野さんの作品について、でした。
(「大丈夫、今のままでいいよ」って思える空間にしたい。)
今回の作品は短編集なので、それぞれのお話に副題がついているのですが

どれも素敵な副題で、そして美味しそうな料理ばかり。。。

おすすめポイント

上でも書いたのですが、美味しそうな料理が出てくること。

そして、世捨て人のような店主。

女性主人公ばかりなので、女性に特にオススメですが

女性の気持ちを理解したい男性にもオススメかもしれません。

自分の仕事、生き方が不安になったときに支えてくれる一冊。

夏に向けて、またコロナの感染者が増えているようですが

ここ2年ほどで大きく変わってしまった生活様式に疲れ果てた人や

これからの生活を考える人に読んで欲しい一冊です。

癒されたいすべての人に!

 

好きなセリフ

「いまのこの異常気象や感染症だって、

人間がもっともっと、って望みすぎた結果ですよね。

だからよりシンプルに、何がどれだけあれば幸せなのか、

それをぼくは見極めたいんです」

喫茶ドードーの店主”そろり”のセリフです。

この作品の最後の章で出てくるセリフなのですが

この章では、「幸せの国」といわれるブータンが出てきます。

日本人は世界的に見れば、裕福なはずなのに

裕福というか、GDPは世界でも低い方ではないけれど

幸せを感じる人が少ないんですよね。

嫌な仕事を生きるために続けているうちに

その仕事をするためだけに生きているようになる。

ボクも今の仕事はエンジニアになりたいと34歳から挑戦したけど

いつの間にか仕事は楽しくないし、休みの日にしたいこともないし

これといった趣味もなく、給料も半分くらい貯金している状況です。

「幸せ」って何だろうか分からないけれど

ここから抜け出さないと、きっと「幸せ」はやってこないだろうなぁ。

一歩踏み出す勇気をもらえたので、転職活動を始めていますw


//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js