すべてのビジネスマンに送る”あたりまえのことをして成功する方法”
詐欺みたいなタイトルですね。
本日ご紹介するのは、100年前にニューヨークの週刊誌に載っていた作品です。
というと、新聞に載っている時代小説か、四コママンガみたいなものかと
または週刊誌に載っている低俗なマンガかとそう思われるかもしれませんが
実業家であり、コンサルタントであり、リタイア後も周りから慕われた方の作品です。
読者は苦手な人でも、サクッと読める量の小説みたいなものなので、ご一読の価値はあるかと。
あたりまえさを徹底する。
— 日下部まめ@IT組み込み系会社員&Web制作フリーランス (@MameMrm) June 11, 2021
あたりまえ、って何でしょうね。
たとえば空が青いとか、雲が白いとか、ボクは呼吸しているとか。
そういうのを、あたりまえっていうんでしょうか。
あたりまえのことを選び出すには、分析が必要である
分析するには、考える必要がある
考えること仕事の中で最も苦しいことなのだ
だから、とことんまで考え抜く人が少ないのです
ほとんどの人は、賢い計画や離れ業に頼って近道しようとする— 日下部まめ@IT組み込み系会社員&Web制作フリーランス (@MameMrm) June 11, 2021
この作品の大切な部分は、ここに要約されていると思います。
考えるのは苦しいことです。
丸投げして、解決するのなら、そうしたいくらいに。
模写で行き詰ったら、答えを見て、写経するみたいに。
集団開発で行き詰ったら、同期に案を出してもらって、助けてもらうみたいに。
でも、それを重ねていけばいくほどに、あたりまえから遠ざかるのかもしれません。
人はあたりまえのことを見つけ出そうとして考えすぎる傾向がある
— 日下部まめ@IT組み込み系会社員&Web制作フリーランス (@MameMrm) June 11, 2021
たとえば少し違う方向から見れば、すぐに解決できる問題をひっくり返してみたり
少しコードを書き変えれば、解決する問題なのに長いコードを書いてみたり
難しく考えれば考えるほどに、問題解決から離れていってしまいかねないということ。
何事であれシンプルにするには、単純で新鮮、大胆で独創的な思考法が必要。
— 日下部まめ@IT組み込み系会社員&Web制作フリーランス (@MameMrm) June 11, 2021
本書の最後には、あたりまえかどうかを識別する5つのテスト
あたりまえのことを発見する5つの方法
というのも載っていますので、そこを参考にしていくのもいいかもしれませんね。
皆様の社会人生活に幸あれ!