いつまで❝お笑い❞という名の暴力が世間に受け入れられていくのだろうか
大人は、いじめがなくならないのは問題だという。
それをまるで自分の生活とは全く関係ない話のように。
いじめられて自殺したと他人事のように報道番組で話す彼らを。
先日、近所のお寺の前で、今月の言葉を見つけた。
毎月、腑に落ちる言葉が書いてあって、楽しみにしている。
そのとき書いてあった言葉は
親の言うことを聞かない子どもでも、親の真似はする
というもので、確かにそうだなと納得してしまった。
子どもたちに、いじめはいけないことだと言ったところで、大人がいじめていたら意味ない。
弱い者いじめをするなと言っても、親が弱い者いじめしてたら、説得力なんてない。
反面教師として育つ可能性もあるけど、周りの大人がすべて同じタイプだったら、それも難しい。
他人に暴力をふるうなと言われるし、他人に暴力をふるうと逮捕されることもある。
それなのに、お笑いと称された番組では、積極的に暴力をふるう。
面白いことをして、それを笑っただけなのに、暴力をふるわれるのが面白いという番組もある。
他にも、他人が嫌がることをして笑わせたり、セクハラをしたり。
そんなことがどうして面白いのか分からない。
ある芸人さんがテレビで話していた。
テレビでツッコミを入れられて殴られているのは信頼関係があるからだと。
信頼関係のない人間に殴られたら、それは誰しも怒るだろうし、嫌な気持ちになるだろう。
だから、お笑いという少し暴言や暴力を含むエンターテイメントは、そういう部分も同時に伝えないといけないとボクは考える。
だって、それは冗談と言って、テレビの真似と言って、誰かを傷つけるものなのだから。
誰かの痛みの上に成立する笑いというのは、本当に面白いんだろうか。
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最近テレビCMでよく見かけるけど、見るたびに気持ち悪くなる。
さっきYouTubeの広告でも流れて、不愉快になった。
他人を動かないようにして傷つけるのが面白いというのなら何かが壊れてるのかもしれない。
それが面白いというのは違うんじゃないかな。
面白いってのは、もっとプラスの感情であるはずなんだけど。