あなたは、死にゆく人間が見たくありませんか?
最近、簡単に恋人、友人、同級生を殺してしまうような事件が
よく耳に入るような気がします。
ボクは誰かを殺したいという願望を持ったことはあるけれど
実際に、殺してやろうというところまで進んだことがないので
どんな衝動が彼らを突き動かしているのか分かりません。
ただ殺そうと思って、殺したのか。
懲らしめてやろうと思って、行き過ぎて、殺してしまったのか。
可愛さ余って憎さ100倍となった結果、殺すしかなかったのか。
ただ殺してみたいから、殺したっていう事件もありましたね。
2015年だから、1年半くらい前の事件だけど。
仮に責任能力がなかったとしても殺人願望あるヤツを無罪にして野に放たれちゃかなわんな。名大入る能力はあるんだぜ。
元名大生側、無罪主張=女性殺害、同級生らにタリウム―責任能力が争点・名古屋地裁(時事通信) – Yahoo!ニュース https://t.co/GyTXLBllRN— ぜろきゅう U(๑ÒㅅÓ)U (@zerokyu09) 2017年1月16日
ボクには、よく分からないけれど、どこかで思考の回路が
違うところにつながってしまったら、そうなるのかもしれないなぁ。
本人の手記も出版されてるのか。
まだ読んでないので、読もうと思う。
ちょっと興味はある。
人を殺してみたいという衝動にかられた理由とか
実際に殺して、どう思ったのかとか
ちなみに、今回読んだのは直木賞作家、恩田陸さんの作品なんですが
長崎にある無人島、鼎(かなえ)島で見つかった3人の変死体の事件現場に
同期の黒田志土(しど)に連れてこられた、検事の関根春(しゅん)が
志土から事件の話を聞きながら、事件の真相を推理していく話。
恩田さんの本は最初に問題提示されて、迷宮に放り込まれるのに
最後の最後、時間を少し巻き戻して、謎解きがされて
すべての伏線が回収されていくのをゾクゾクしながら読み進められる。
そういうところが魅力ですね。
それにしても、見つかった変死体は全て偶然に死んだもので
実際に、志土は誰も手にかけていなくて、安心したというか
そんなこと、あるんだなと。
やっぱ自然って怖い(笑)
この小説に出てくる鼎(かなえ)島は北朝鮮に実在する地名みたいですが
長崎にある無人島だから、たぶん軍艦島のことですよね。。。
軍艦島もいつか行けなくなりそうな雰囲気なので
早いうちに行っておきたいなと考えております(`・ω・´)