クリスマスイブの夜 ボクはコンクリートジャングルで 桜並木を見ていた。
クリスマスイブの夜
ボクはコンクリートジャングルで
桜並木を見ていた
なんかキャッチコピー風に書いてみましたが
ガチで、クリスマスイブなぜか東京にいて
一人でイルミネーションを見るという自殺行為に出てました。
正直、この歳になって、まともな恋愛をしたことがないので
「リア充爆発しろ」
とすら、もう思いません。
「リア充、勝手に幸せになって」 「でも、ボクの邪魔はしないで」
これくらいのワガママは許してください。
上野ともなると、カップルというよりも友達同士
もしくは、ボクと同じく「イブぼっち」の方が多くて
人もまばらで、てくてくと歩けました。
この写真、なんだかカップルを後ろから撮った写真みたいに見えます。
すでに、カップルは羨ましいという感情よりも、微笑ましいという感情で見てしまいます。
アラサーなのに、オバチャン思考です。
思考回路はオッサン方向なのに、ここだけオバチャンです。
昨年の春、上野の桜並木は見たのですが
桜の時期は宴会ができるようになっていて
あまり桜は楽しめなかったので
寒い時期に桜並木が楽しめるのもいいかなと思います。
人混みは嫌いですが、周りの人の話し声を聞くのは好きです。
友達同士で冗談を言い合うのを盗み聞きして、ニヤニヤしたり
イルミネーションにテンションが上がった人の姿を見るのも
イルミネーションで心なしかキラキラと輝く人波を見るのも
一人イルミネーションだったはずだけど
このイルミネーションを見上げる知らない人がいるおかげで
一人じゃない気分を味わえる気がする。
まぁ一人は一人で、変わりないんだけど。
東京というのは、そういう場所なのかもしれない。
みんな一人だけど、一人の集合体で、どこに行っても誰かがいて
誰かの声が聞こえて、一人じゃないと思える、そんな場所なのかもしれない。
ちょうどクリスマスマーケットをやっていたので、ふらふらと覗いてみたけど
じっくり見ていて、声を掛けられたら困るので、サラッと流すように見てきました。
こういうのもいいよなぁ。
こういう雰囲気も好きです。
登りきったところで、こんな派手なイルミネーションを見かけて
あー東京って眩しいなぁ、なんて田舎者みたいなことを思って(田舎者ですが)
近づいたら、危険そうなクリスマスツリーを見かけて
一人でニヤニヤしてみたり(不審者感が半端ないですね)
おのぼりさんらしく、しっかりスカイツリーも遠目に見て、上野とおさらば。
いつもと少し違うカラーリングのスカイツリー
(どうも下の方で、プロジェクションマッピングをやってたみたいです)
更に、人が多い場所にボクは足を進めたのであった。
つづく。
上野のイルミネーションはまだやっているようなので
美術館や博物館に行った帰りに、桜並木を通ってみては?